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まず最初に、プレコラにご賛同いただけた理由をお聞かせいただけますか?
私達の活動は、経済活動や市民の日常生活によって排出される生ごみを、市民の税金で焼却処分することの「おかしさともったいなさ」に気づいた市民が中心となって、生ごみ堆肥化、廃食油の燃料化、菜の花プロジェクトなどの活動による食資源循環を推進し、それらの実践的体験を通じて市民や小中高校生に対して環境保全普及啓発運動を行なっています。
長年伊万里はちがめプランが培ってきたこのような食資源循環による環境保全活動のノウハウと技術の移転支援事業を平成20年度から実施しています。
はちがめプランの環境保全活動を多方面な多くの人々に知っていただき各地に広めるためにはプレコラの支援が必要だとの思いで賛同いたしました。
普段、どんな活動を行われているのですか?
@生ごみ堆肥化活動
現在では食品関連71事業所、一般家庭生ごみステーション27ケ所250世帯の協力によって1日2トンの生ごみ回収、100日かけ良質な堆肥(はちがめ堆肥)800k/日を生産し、市の可燃ごみの削減(年間700トン)と焼却経費の節約に寄与しています。
A菜の花プロジェクト活動
はちがめ堆肥を活用し、地元農家、小中高校生、市民ボランティア、佐賀大学、各種市民団体等の協力によって菜の花を栽培しています。美しく素晴らしい菜の花の景観を楽しみ、安全な菜種油を生産し、これを市民に提供、廃食油は廃食油ディーゼル燃料(BDF)に精製、有効に活用することで食資源循環が小さいながら回っています。
B環境保全啓発と環境学習の推進
これらの実践的体験を通して、小中高校生10校の環境教育やはちがめプランの環境保全活動の見学者年間約50団体:1,300人を受け入れ食資源循環による地球温暖化防止の必要性を訴えています。
今後、どういった活動を予定されていますか?
◆佐賀県菜の花ネットワークの充実を図り、県全域に菜の花栽培を広げ、安全な菜種油の生産を推進し、菜種油や菜の花の特産品の研究開発を行ないます。
◆小学校3年生4校に対して年間を通して行なっている環境教育の質を高めるため佐賀大学の協力を受け、教育教材の充実を図るとともに、市民に対して環境講座を開催し、県の環境サポーター等の人材育成を行ないます。
◆一般家庭生ごみステーションは現在27ケ所250世帯の参加ですが、これを500世帯に増やすことを目標に活動を行ないます。(資金的参加を伊万里市に促すため)
◆22年度におけるはちがめプランの環境活動のノウハウと技術・移転支援事業は岐阜県郡上市と福岡県市民団体等に話が進んでいます。
最後になりますが、御社が目指す方向性(理想像・社会・モットーなど)について教えていただけますか?
一般廃棄物である生ごみの再利用及び処分については本来市町村が取り組むべき法制度となっています。政府は2001年に食品リサイクル法を施工、さらに2002年「バイオマス・ニッポン総合戦略会議」等によって有機資源の有効活用による資源循環型社会形成を推進していますが、各自治体においては可燃ごみの削減の必要性は認めていても全国的に生ごみの堆肥化、廃食油の燃料化等の資源化は法の趣旨に見合った進捗をしていないのが現状です。
このような自治体の課題である生ごみや廃食油其の他有機性一般廃棄物の資源化に対して、はちがめプランが長年培ってきた活動のマニュアルテキスト化を行い、九州各県代表地域にノウハウと技術の移転・支援事業を実施し、生ごみ堆肥化、菜の花プロジェクト活動等の九州ネットワークの構築を目指します。 |
08年12月
エコで賞イン佐賀コンテスト最優秀賞(09年2月全国大会出場)
08年4月 九州各地へはちがめプランの活動ノウハウ・技術の移転支援事業開始(霧島市の市民団体「新現役の会」、09年は大分安心院の企業組合「百笑一喜」実施中)
08年4月 市内の中山間地川内野地区(66世帯)と連携、はちがめ堆肥を活用した黒米等の特産品の開発と自然と歴史を生かしたグリーンツーリズムの可能性の調査を開始
09年7月 はちがめ堆肥についての勉強会、佐賀大学農学部 染谷 孝 准教授
09年10月 環境フォーラム開催.フューチャー500の 木内 孝 理事長の講演
09年11月 第12回地球温暖化防止「環境杯」グラウンド・ゴルフ大会開催(615名参加)
(毎年秋の参加者には菜の花苗30本とはちがめ堆肥をプレゼント) |
「はちがめプラン」の活動は食資源を循環させての「まちづくり、地域づくり」が目標であり、特定の人達に利益をもたらすものではなく、地域全体の人々が潤うことを目指した公益的な21世紀型の事業活動であることを18年間の活動を通じて確信しました。
この活動が伊万里のまちを蘇らす全てであるとは考えていませんが「豊かで住みたいまちづくり」を実現する過程におけるひとつのツールとして重要な役割を果たしていると思っています。事実、この活動の推進に伴い、生ごみの排出事業者やはちがめ堆肥を利用する農家のみならず、地域住民の「環」が着実な広がりを見せています。市民自らによる「生ごみステーション」の設置や各種団体などの有志による総合的環境保全事業「伊万里〈環の里〉計画」、佐賀大学の地域貢献事業「はちがめエココミねっと」、菜の花愛好家による「伊万里菜の花ネットワーク」、それを支援する高齢者グループによる「いまり菜の花の会」等の誕生、さらに市内の小学校3年生に対する環境教育の実施(8年継続、06年から3校増えている)等がその証ではないでしょうか。
※このように多くの人々と連携し環境活動を行なっている団体です。宜しくお願い致します。 |
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伊万里市(平成17年 人口58,500人)における可燃ごみの焼却量は、1日45トン、年間4億5,000万円の大金で焼却処分し、25,000トンの廃棄物である焼却残灰を生産している。このように全国の自治体が抱えるごみ問題を解決するため、各種団体、行政、農業者(事業者)、市民、大学、NPOが協力して「ごみ減量」という課題に取り組むと共に、資源循環型社会構築を目指した生ごみや廃食油その他有機性廃棄物の資源化・リサイクル活動を行ない、素晴らしい現在の地球環境を守り、未来の子供達へ手渡すことを目的に活動を行なっています。
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| 名 称 |
特定非営利活動法人 伊万里はちがめプラン |
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| 代表者 |
理事長 福田 俊明 |
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| 所在地 |
佐賀県伊万里市大坪町狩立乙2436-1 |
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| 電話/FAX |
0955-22-4058 / 0955-22-4058 |
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| メールアドレス |
hatigame@orion.ocn.ne.jp |
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| URL |
http://hachigame-plan.org |
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| 備 考 |
活動開始時期 : 1992年3月(生ごみ堆肥化研究会)
団体設立日 : 1997年4月1日(生ごみ堆肥化実行委員会)
NPO法人認証日: 2003年5月13日(NPO法人伊万里はちがめプラン) |
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