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まず最初に、プレコラにご賛同いただけた理由をお聞かせいただけますか?
サンゴ礁保全の活動は、普段目にすることが少ない海の中を対象にしているため、興味を持っていただくチャンスが少ないのが実情です。イベント等やウェブサイトなどで普及啓発を進めていますが、十分に成果が上がっているとは言えません。
プレコラは、私たちの活動について知っていただくことでサンゴ礁保全に興味を持ってくださる方を増やすことができるだけでなく、企業や個人の皆様からのご支援を具体的なご寄付としてもいただくことができる、とても素晴らしい仕組みだと思いました。支援対象団体の一つとして加えていただいたことに感謝しています。
普段、どんな活動を行われているのですか?
コーラル・ネットワークは、世界中で行われているサンゴ礁の健康診断(モニタリング定点観測)リーフチェックを日本で推進するために活動しています。米国カリフォルニアのリーフチェック本部に登録された3人のリーフチェックコーディネータが所属し、本部と連絡を取りながら国内で独自に活動を進めています。
近年では、「リーフチェック」の実施・普及・支援や自然環境保護団体とのネットワークの構築を図るとともに、リーフチェック調査法のトレーニングとして、サンゴ礁モニタリング・リーダー養成講座、サンゴ礁モニタリング・スキルアップ講座を開催しています。
さらに、自治体と連携し、環境学習のための公共施設において、昨年からサンゴ礁の海をテーマにした環境教育の取組みも始めました。
今後、どういった活動を予定されていますか?
活動の中心であるサンゴ礁の健康診断「リーフチェック」を今後も継続・拡大していきます。また、さらに盛り上げていくため、サンゴ礁モニタリング・リーダー養成講座などのスキルアップトレーニングを行います。同時に、普及啓発のためにリーフチェックやサンゴ礁について分かりやすく解説した冊子や絵本、展示物などを作りたいです。
また、イベント等や会員勉強会などの機会を利用して、サンゴ礁の現状についての普及と、子どもから大人までを対象にした環境教育プログラムを実施していきたいです。
さらに、来年の生物多様性年に向けて、生物多様性条約市民ネットワークで、他のNPOと協働し、サンゴ礁を始めとしたさまざまな生態系の生物多様性保全を進めたいです。
最後になりますが、御社が目指す方向性(理想像・社会・モットーなど)について教えていただけますか?
サンゴ礁は、面積は小さいにも関わらず、海の魚の1/4が棲むと言われており、さまざまな生態系の中でも、もっとも生物多様性が高い場所の一つです。この大切な場所を、多くの生き物たちと一緒に人間も使い続けられるようにしていきたいと考えています。
そのため、リーフチェックにより、地元の方々が中心となって保全活動を進め、遠隔地ではそれを支援する活動を進められるように、普及・啓発を行いたいと考えています。 |
◆リーフチェック
国内各地でリーフチェックを実施しています。
リーフチェックジャパンWebサイト「2010年国内リーフチェ
ック実施予定」をご参照ください。
◆サンゴ礁モニタリング・リーダー養成講座
3年間日本財団の支援を受けて開催してきた講座を、2009年
度より自主開催しています。2010年度の第一回は座学を東京都
内で、海洋実習を伊豆大島で開催し、新たに2名のリーダーが
誕生しました。2011年3月までに第2回、第3回も開催予定で
す(開催地調整中)。
◆会員勉強会
定期的に開催している自主勉強会です。2010年は、団体会員
でもある日本サンゴ礁学会の発表報告やトピック紹介、外部よ
り専門家を招き伊豆半島のサンゴの様子や各地のリーフチェッ
クの報告会を開催しました。次回は7月に親子向けに、サンゴ
を楽しく学び、骨格たたき染めで遊ぶワークショップを開催し
ます。
◆展示・講座
4月に開催された「ア−スデイ東京2010」では、海の生き物
にふれる親子向けワークショップ“サンゴ礁の生き物と遊ぼう
!”に多くの方にご参加いただきました。
今後は、環境月間である6月に東京・代々木公園で開催され
る「エコライフ・フェア2010」、7月は東京・青山の環境パー
トナーシッププラザで開催される「環境ボランティア見本市2010
」に出展します。
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サンゴ礁には多くの生き物が暮らしています。それらを支えるのは、太陽の光を受けてサンゴが産み出す栄養分であり、陸上で言えば植物と同じ役割を担っています。でも実はサンゴは植物ではなくて動物で、他の生き物を食べたり、喧嘩をしたり、産卵もします。
この不思議な生態を持つサンゴが支えているサンゴ礁には、地球温暖化をはじめとした人間の影響により、さまざまな危機が訪れています。私たちは、悪影響を及ぼすだけでなく、好影響も及ぼすことができるはずです。サンゴ礁に棲むさまざまな面白い生き物たちに、そしてサンゴ礁が人間に与えてくれる恩恵について、まずは知っていただけると嬉しいです。
そして、遠くにあるサンゴ礁にも、私たち一人ひとりができることがあることを知り、実践していただきたいです。 |
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衰退の危機にさらされているサンゴ礁の健康状態を、世界全体で比較するため、1997年からグレゴール・ホジソン博士が中心となり世界統一の手法としてリーフチェック法を採用し、調査を進めてきました。この方法は資金および科学者が十分でない地域においても実施できるように、簡便な方法を用いて科学者がボランティアダイバーを訓練し、ボランティアダイバーと共に調査することを特徴としています。
コーラル・ネットワークは、この趣旨に賛同し、1998年にダイビングインストラクターが中心となり立ち上がりました。
設立以来、日本でのリーフチェックの推進を担ってきています。 |
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