まず最初に、プレコラにご賛同いただけた理由をお聞かせいただけますか?
私達共同募金会の仕事は、毎年10月1日から12月31日まで実施される赤い羽根の共同募金運動に皆様からいただいたご寄付を原資に、地域の社会福祉団体に助成を行なうことです。 私達は、今後、この共同募金の助成決定のプロセスについて、地域の皆さん自身にかかわっていただき、皆さん自身で使いみちを決める、そういったものにしていきたいと考えています。
そのひとつとして、私達は、この「プレコラ」に参加することとしました。
「プレコラ」は、地域の皆さん、企業と社会貢献を結びつける「つながりのツール」だと理解しています。
今後、「プレコラ」を舞台に、より多くの皆さんと「つながって」いければいいと考えています。
普段、どんな活動を行われているのですか?
共同募金は、事前に地域内の社会福祉施設や社会福祉団体、ボランティア団体等から、活動のための資金ニーズを取りまとめ、使い途の計画を立ててから募金を行う募金運動です。これを計画募金といいます。
一年を通して、地域の資金ニーズの掘り起こし、申請の受付けから、都道府県ごとに設置されている「配分委員会」による助成の決定、事業の実施の確認等、助成を行なう事業に継続してかかわっています。
私達は、助成を通じて地域にあらたな「つながり」を作っていきたいという願いで活動しています。
今後、どういった活動を予定されていますか?
中央共同募金会では昨年、有識者委員会により今後の共同募金のあり方をまとめた答申「地域をつくる市民を応援する共同募金への転換」をうけ、全国でとりくんでいくこととしました。
答申でいちばん大切な点は、地域において募金と助成の循環をつくりだしていくことです。そしてそのための「場」として、地域のだれもが参加できる「共同募金委員会」を主として市町村ごとに整備することを目標としています。
みんなが共同募金の使いみちを決定できる(もちろんその使いみちのなかには、皆さん自身が行なっているボランティア活動なども含まれます)場の整備づくりが今後の目標です。
最後になりますが、御社が目指す方向性(理想像・社会・モットーなど)について教えていただけますか?
昨今、地域で漠とした不安を抱えながら生活している人たちが増えてきているのではないでしょうか?少子社会、格差社会、治安の悪化、限界集落の問題など、地域には課題が顕在化してきていると思われます。
共同募金は「社会の公器」であると私達は考えています。戦後守り抜いてきた市民ひとりひとりの財産であるこの「公器」を、地域の課題解決のためにどんどん活かしていきましょう。これは、共同募金会がめざす方向性であると同時に、少しずつ住みにくくなってきている地域を再生するカギであると私達は考えています。 |